今年も干し柿を作った。
実家の近所に大きな柿の木があって
この時季になるといつの日からか父と母が柿を捥ぐ役になっている。
父が高枝ばさみで一枝ずつ切り取り、下に置く。
それを母が集めて枝を切り落としていくという作業を繰り返す。
落としてしまった柿は割れて使い物にならないそうで
慎重にやらなければいけない大変な作業らしいですが
私は一度もその現場に立ち会ったことはない…
今年も実家に寄った時、段ボールいっぱいの柿が玄関に置いてあった。
毎年、ご近所さんがそれぞれ持ち帰り干し柿を作っていたのだけど
だんだんと作るのがしんどくなってきたから今年からは作らない人が多くて
私のところにまわって来た柿はいつもの倍以上あった。
干し柿の作り方は、色々あると思いますが
私は皮をむいて紐に吊るした柿をお酒を少々入れた水を沸騰させた鍋に
5秒ドボンとつけてから干します。
そうすると色もきれいだしカビもはえない気がします。
でも今年は、柿を干している期間、雨が続いたので
ずっと扇風機をあてて作りました。
(いつもは最初だけあてます。)
干した柿を数えてみると55個。
ちゃんとできてるかな…と毎日見ていると
だんだん変化していく柿がいとおしかった。
そして今日、無事に出来上がった干し柿をお裾分け用のパックにつめた。
私のまわりには干し柿が大好きという人がたくさんいる。
喜んでもらえるといいな。
と、こんなに干し柿のことを書いたけど
実は私はそこまで干し柿を食べるのが好きではないのです。
嫌いではないけど、大好きってほどでは…ははっ
でも作るのは楽しいよ。
季節を感じながら生活したいね。